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Live Life Simple-ある暇人のつぶやき

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カテゴリー「科学/歴史」の記事一覧

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世界初、赤く光るクローン犬

090514-10-glowing-dogs_big.jpg微妙です。。。世界初の赤く光るクローン猫が生まれた街、韓国ソウル。今度はソウル大学校の科学者チームが世界初の赤く光るクローン犬“ルピー”を作り出した。  ビーグル犬の“ルピー”は、赤い“ルビー(Ruby)”と子犬を意味する“パピー(puppy)”から名付けられた。"ルピー"の発光現象は、単に遺伝子組み換えが正しく行われたという証拠にすぎないという。
遺伝子操作で作成されたクローン犬を被検体に用いれば、パーキンソン病などの人間の遺伝子疾患に対する研究が進むことも期待できるという。

とはいえ、なんか微妙に赤く光ったこの犬、なんか、なんとも言えない哀愁が・・・。犬の寿命とかに影響がないと良いんですけどね。なんかかわいそうです。
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ソロモン王の銅山再発見か?

ソロモン王という名前は、キリスト教に興味の無い人でも以外と知っている名前ではないだろうか。イスラエル王国で巨大な富と権力を手にした王の名前である。
聖書でソロモン王がイスラエルに最初のエルサレム神殿を建設したといわれている時代に、この地域で銅が産出されていたことになる。聖書の記述には、銅が大量に使われていたという記録がある。今回の最新研究では、放射性炭素年代測定法を用いて古代の採掘くずの年代を測定し、最先端の3次元デジタル記録方法により発掘現場の区画割りや発掘品の配置を分析して居住区域のパターンを特定した。すると、紀元前10世紀からヨルダンの鉱山で大規模な銅生産が行われていたことが判明した。

これまでの研究では、この地域で銅生産が行われていたのは早くても紀元前7世紀のことだと結論付けられていた。研究チームのリーダーでカリフォルニア大 学サンディエゴ校の人類学者トーマス・リーヴィー氏は、「この地域の年表の“鉄器時代の始まり”を300年早める必要があるとはっきり示すことができた」 と語る。 鉄器時代の開始年代が早まれば、ヨルダンの 銅山はダビデ王やその息子ソロモン王の時代に採掘が行われていたことになる。この2人の王は旧約聖書(ヘブライ語聖書)に登場するが、現在のところ、考古学的には確実に実在した歴史上の人物であるという証拠は発見されていない。「この時代のこの地域に関する聖書の記述と考古学的記録の関係についてはさまざまな疑問が存在する が、いま一度あらためて取り組む必要が生まれた」とリーヴィー氏は話す。

今回の最新研究は「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌の最新号に掲載されている。 聖書によると、神は最初のエルサレム神殿を築くためにソロモン王を選び出し、前述した通り神殿には大量の銅が使用されたとも述べられている。聖書の記述が歴史上の事実であるならば、ソロモン王やその父ダビデ王は紀元前10世紀にイスラエルを統治していたはずだという点で研究者の意見は一致している。

イスラエルの首都エルサレムにあるヘブライ大学の考古学者アミハイ・マザール氏は今回の研究を受けて、「聖書にある通りにソロモン王が紀元前10世紀に銅で神殿を建設していたなら、どこかからエルサレムに大量の銅を運び込む必要があったはずだ」と話す。ダビデ王とソロモン王に関する聖書の記述が事実に基づくものであるなら、神殿建設に使用された銅は最も近い銅山から運ばれたものと考えるのが妥当だろう。リーヴィー氏とヨルダンの考古学者ムハンマド・ナジャール氏が発掘した銅山は、聖書でエドムと呼ばれている現在のヨルダン南部に位置しており、同時代のものだとすればこの地が最有力候補となる。

70年前、アメリカ人考古学者ネルソン・グリュック氏が「“ソロモン王の銅山”を発見した」と宣言した。その場所は、今回リーヴィー氏 の研究チームが発掘した銅山のある地域であった。グリュック氏の発見は、第二次世界大戦以前は評価されたが、20世紀半ばから後半にかけて学界の流れは一 変した。数多くの研究が行われたが、旧約聖書にある紀元前12~9世紀の記述と現実の歴史とのつながりを証明する事実は発見されなかった。研究者の中に は、紀元前7~4世紀に行われたといわれる聖書の改訂によって、検証に耐えうる歴史的正確性が失われたのだと考える者もいる。

1970年代に始まった調査により、グリュック氏の鉱山で採掘が行われたのはせいぜい紀元前7世紀のことであると結論付けられた。ダビデ王やソロモン王の時代とは数百年の隔たりが生まれた。 現在までのところ、ダビデ王やソロモン王の統治を裏付ける考古学的証拠はほとんど発見されていない。しかし、今回の“ソロモン王の銅山 ”再発見により、聖書と歴史の関係が問い直されることになるだろう。リーヴィー氏は「聖書の記述に過度に依存することは避けるべきだが、完全に拒絶するの も正しい考古学者のあり方ではない。利用可能なものはすべて利用していくのが考古学だ」と話す。

アースアワー2009

皆さんアースアワーって知ってますか?アース・アワーはいわば世界規模の自発的な停電で、それぞれが現地時間の午後8時半から9時半にかけて消灯し、今年の参加者は最大10億人に達すると予想されています。NGOの世界自然保護基金(WWF)が主催するこの運動は、地球温暖化防止への支援の意思を示すことを目的とし今年で3年目を迎える運動は、複数の著名人から賛同を得てきた。

国際連合の潘基文(パン・ギムン)事務総長は最近、アース・アワーへの支持を約束した。「気候変動に対する人々の不安を示す手段としては、これまでで最も大掛かりなものになる可能性がある」と発言している。 潘事務総長は、気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)での進展を期待していると政治家に伝えるため、アース・アワーに参加するよう呼び掛けている。デンマークのコペンハーゲンで12月に開催されるこの会議では、世界のリーダーたちが京都議定書に続く枠組みをまとめることになっている。

ほかにも、俳優のエドワード・ノートンやケイト・ブランシェット、ミュージシャンのアラニス・モリセットやビッグ・ケニー、ロックバンドのコールドプレイといった大物がアース・アワー2009に賛同している。 アース・アワーは2007年にオーストラリアのシドニーで始まり、約200万人が参加した。2008年には規模が拡大し、35カ国の400近い都市で5000万人が参加するまでになった。アース・アワー2009には現時点で、84カ国から2800を超える市町村が参加することになっている。

ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングやラスベガスの繁華街、パリのエッフェル塔、ブラジルの都市リオ・デ・ジャネイロの巨大キリスト像、ギリシャの首都アテネのアクロポリス、エジプトの大ピラミッド、ローマの円形闘技場コロッセオといった世界の名所もしばし闇に包まれる。
今年はうちも参加しようかな〜。地球温暖化や色々の為にもちょっとエコ努力してみます。

だから豚の脳は危ないんだってば!

1年余り前、米国の豚肉加工工場で働いていた24人が謎の神経疾患に冒された。後にこの発症には、微粒子となったブタの脳を吸い込んだことが関連していると判明した。現在はその24人が全員、ある程度の健康を取り戻している。

NY Timesの記事によると、事の発端は2006年11月。ミネソタ州オースティンにあるQuality Pork Processors社の工場で、労働者3人がよく似た不思議な症状を訴えた。その内容は倦怠(けんたい)感、脚のしびれやうずき、痛み、歩行困難などだ。問題の原因は分からなかったが、検査で重度の脊髄(せきずい)炎が見つかり、自己免疫疾患が疑われた。患者の免疫系が自己の神経を異物だと間違えて攻撃するということだ。

数カ月で、同様の症例が24件まで増えた。医師たちが必死に共通の手掛かりを探した結果、過去にもインディアナ州の食肉加工工場で似たような症例があったが、大きく報道されてはいなかったことがわかった。

ブタの脳を食用に加工する工場は米国に3つだけあり、ミネソタとインディアナの工場はそのうちの2つだった。さらに、ミネソタの工場で症状を訴えた24人は全員、「頭部を扱う台」がある部屋で働いていた。[NY Timesの記事によると、工場で加工されていた脳は、主に中国と韓国に食用として輸出されていた。また、米国南部の一部でもブタの脳を食べる習慣があるという] (南部に住んでたけど、豚の脳みそなんて見たかな・・・中国系の食料店には売ってそうだけど)

頭部を扱う台では、ブタの頭部を切断して開き、圧縮空気を勢いよく吹きかけて脳を取り出していた。この処理が1時間に約1400回行なわれ、脳が吹き飛ばされて細かい霧のようになっていた。室内にいた全員が病気になったわけではない。しかし、台の近くにいた人ほど発症する傾向が見られた。

「ブタの脳組織を吸い込むと、体内で抗体が作られる」と、労働者たちの治療に協力したメイヨー・クリニックの神経科医James Dyck氏は説明する。抗体とは、体に入ってきたバクテリアや異物を認識するため、免疫系が用いる化学物質だ。「ブタの脳と人間の脳には重複する部分がか なりある。それが問題だった」

労働者たちの免疫系は誤って、自らの神経を標的にしたというのだ。幸い、ほとんどの患者で免疫療法やステロイドの効果があり、6人は治療なしで回復した。ただし、完治した患者は1人もいない。今回突然、発症が相次いだ正確な理由は分かっていない。ミネソタの工場では、病気が明らかになった直後、ブタの脳を加工する施設を閉鎖した。以降、新たな症例は報告されていない。

Dyck氏によると、悲劇を招きかけたこの出来事にもプラスの面があるという。自己免疫の発現はさまざまな病気の根底にある現象で、そうした病気はほとんど解明されておらず、治療も難しい。今回の出来事のおかげで、自己免疫の発現について、実験室では不可能な方法で調べることができたのだ。

この事件については、2月下旬に開催された米国神経学会の年に1度の会合で発表された。

[英国では、牛海綿状脳症(BSE)の恐れから、牛の脳や脊髄を人の食用に供することを1989年に禁止した。BSEのほかクロイツフェルト・ヤコブ病や羊のスクレイピーにおいて、中枢神経系の神経細胞に異常プリオン蛋白が蓄積することが確認されており、それらの疾患の原因物質であるとする説が有力]

低年齢化する出産

今日の記事で13歳の男の子が父親になった記事がありましたが、イギリスではまたそれがきっかけで、低年齢化するティーンの出産が問題になってます。ティーンでの出産というと、アメリカでも同じような問題があるとは思いますが、新大統領が、中絶についての案件を通した事がこれから、低年齢層の妊娠とどう繋がって行くかはわかりません。レイプなどで望まない子供が出来てしまった場合のみとかなんとか色々制限?をつけるとも言ってましたが、日本は、そういった制限がないので、親の知らない所で、中絶している子供も多いと聞きます。

さて、出産というカテゴリーだけで見ると、一番若くで出産した記録は、なんと5歳です。リナ・メディナLina Medina、1933年9月27日 - )はペルーのポーランジェ出身で、5歳7か月21日という医学史上最年少で子供を出産した女性です。低年齢の出産記録は様々あり、1910年に清において父親9歳、母親8歳という家族が誕生した記録もあります。その後1930年にはソビエト連邦において、6歳の少女が母親となっりましたが、その記録も1939年にリナの記録により覆され、現在も破られていません。

というか普通に5歳で出産ってあり得ない・・・はずですが、彼女はなんと生後8ヶ月目で初潮を迎え、4歳で胸が大きくなっていたそうです。確か本人はまだ生きていますが、そのときに生まれた男児は、40歳で、骨髄の病気で早世しています。

日本でも、遥か昔は、13〜14歳ぐらいで子供を生んでいたのだから、不思議ではないですが、やっぱりあまり早い出産は体に負担がかかるため、医学の発達していなかった昔では、その出産のため命を落とす女性も多かったのでしょう。ま、ともかく、13歳と14歳のイギリスのカップルは、これからまた大変な子育てをして行く事になるんだろうなあ。。お父さんはもう一度遅いかもしれないが、性教育しなおすとかって言ってたし・・・

眠れる美少女の謎解明

090126-sicilly-mummy_big.jpg歴史上もっとも美しいミイラとして知られている2歳の女の子のミイラをご存知でしょうか?イタリアのシチリア島パレルモにあるカプチン修道会の地下納骨堂に安置ミイラがそれである。シチリアで生ま れ、1920年に肺炎のため2歳で死亡したロザリア・ロンバルドという少女の遺体です。棺に入れられた彼女をガラス越しに眺めると、“眠れる美少女”という形容にふさわしく、寝息を立てているようにさえ見える。ロザリアの遺体がどのような方法で防腐処理されたのか、これまでずっと謎に包まれていましたが、最近になってイタリアの生物人類学者ダリオ・ピオンビーノ・マスカリ氏がそれを突き止めました。

当時ロザリアの遺体処理を担当したのは、シチリア人の剥製師であり“エンバーマー”(死体防腐処理師)であるアルフレッド・サラフィア氏だった。サラフィア氏は1933年に亡くなっているが、今回ピオンビーノ・マスカリ氏はその親族を探し当て、同氏が生前書き残した資料を調査する機会を得たそうです。 調査の結果、サラフィア氏が書き記した直筆のメモの中に、彼がロザリアの遺体に注入した薬品名が見つかりました。その薬品は、ホルマリン、亜鉛塩、アルコール、サリチル酸、グリセリンだったそうです。

ホルマリンは、殺菌力を持つホルムアルデヒドの水溶液である。ホルマリンを用いた死体の防腐処理は、いまでこそ広く行われているが、それを初めて行った人物の1人がサラフィア氏らしい。アルコールは、湿度が極端に低い地下墓地内で、ロザリアの遺体を乾燥させミイラ化する役割を果たしたと みられる。グリセリンは逆に、遺体が極度に乾燥するのを防ぎ、サリチル酸は、菌類の繁殖を防いだと考えられるそうです。

では亜鉛塩にはどのような効果があったのか。アメリカ・エンバーマー協会の事務局長メリッサ・ジョンソン・ウィリアムズ氏によれば、ロザリアの遺体がほぼ完璧な状態で保存されているのは、亜鉛塩に負うところが最も大きいという。というのも亜鉛には、遺体を石のように硬くする働きがあるからだ。ちなみに現在アメリカでは、死体の防腐処理に亜鉛は用いていない。

「亜鉛によって、ロザリアの体は石化している。もしロザリアを棺から出して直立させれば、支えがなくても立っていられると思う」。ウィリアムス氏はそのように話す。 ピオンビーノ・マスカリ氏は、独力で高い技術を追求したサラフィア氏をアーティストと呼ぶ。「彼が持っていたエンバーミング技術は、現代の水準からみても最高レベルだと思う」。 

ベツレヘムの星は存在したのか?

081224-star-bethlehem_170.jpgクリスマスおめでとうございます。さて、新約聖書の中ではキリストが生まれたとき、東方の三博士が“ベツレヘムの星”と呼ばれる天空の合図に導かれて、飼い葉桶に寝かされた生まれたばかりのイエス・キリストの元を訪れたことが記載されています。
この星は本当に存在したのか。そして実在したとすれば、どのような星だったのか。天文学者たちは何世紀にもわたり、この問題について議論を続けています。彗星、流星群、超新星などさまざまな説が提示されてきましたが、ここ数年は主に2つの説が議論の中心となっています。

第1の説は、明るい惑星である金星と木星の1回の惑星集合(“合”と呼ばれる)に関するもの。紀元前2年6月17日には特別に目立つ合が発生している。 2つの明るい惑星は当日の夜、非常に接近していて合体しているように見えたと考えられることから、一部の天文学者はこの合がベツレヘムの星ではないかと主 張しています。 ロサンゼルスにあるグリフィス天文台所長のエド・クルップ氏は、「その当時に星空を見ていた人々は、夕方の西の空に1つの巨大な星のような物体があると思ったに違いない」と話しています(金星と木星の合は今年の12月にも発生した)。

もう一つの説は天文学の歴史的、神学的な側面を研究する学者たちにより提示されているもので、彼らはベツレヘムの星はもっと複雑な現象だったと考えています。「いまの天文学者たちは、現代の設備やテクノ ロジーで観測できるような華やかな現象を探そうとしている。彼らはベツレヘムの星の物語自体が持つ文化的影響や重要性を見逃しているのだ」とボルト氏は語る。

ボルト氏は、月や木星や特定の星のグループが天空で複雑な配置を展開し、その結果、一連の配置から総体的に伝説が発生したという第2の説を支持している。月や木星などは、占星術師でもあった当時の天文学者たちにとって重要な意味を持つ天体だった。 この一連の天体現象は紀元前6年の4月に始まった。木星は最初におひつじ座に位置していたが、その後の数カ月の間に、月と接近して2回 の合が発生し、土星とも並んだ。当時、おひつじ座はユダヤ人の象徴と見なされており、木星の連続した動きは王権の授与を示唆していたという。

第1の説は厳密に天文学的な発想であるのに対し、第2の説はより繊細な視点から古代の天体観測者たちの心を見つめようとしている。グリフィス天文台のクルップ氏は、「第2の説もなかなかもっともらしいが、天文学界で支持されるにはしばらく時間がかかるだろう」と言う。

ただ、どういった説にしろ、2千年前に起った現象を証明するにはまだ時間がかかるのかもしれませんが、大切なのは自分にとってクリスマスがどんな意味を持つのか、そしてそれにどう答えるのかと言う事かもしれませんね。

最も明るく大きい満月の日

今日、12月12日は最も大きく美しい満月が世界中で見られる日だと知ってましたか?

満月は毎月生じるものだが、金曜日に昇る月は今年のこれまでの満月に比べておよそ30%明るく14%大きく見える。 この現象は、地球の隣人が通常よりもはるかに接近するために起こる。月が「近地点」に達するのだ。月は卵型の軌道で地球を周回しており、月が地球に最も接近する位置を近地点といい、逆に最も遠ざかる位置は月の「遠地点」という。

近地点も遠地点もおおむね1カ月に1度到達するが、月の軌道にはゆらぎがあるため、双方との正確な距離は年月の経過と共に変化する。また、月の満ち欠けの状態(月相)もそれぞれの位置で異なる。 アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスにあるグリフィス天文台所長のエド・クルップ氏は、「近地点での満月は非常に珍しい。だから、今回の天体ショーは特別なものだ」と話す。

さらに、12日は1993年以降で月が地球に最も近付く日で、地球からの距離は35万6566キロとなる。なお、月がこの1年の中で最も離れた遠地点に移動するのは2週間後の12月26日のことで、このとき地球からの距離は40万6601キロとなる。 満月と例年になく接近する近地点のタイミングが重なるため、地球の潮流に影響が生じると考えられている。

カリフォルニア州オークランドにあるチャボット宇宙科学センターの天文学者ベン・バレス氏は、「1カ月に1度、太陽、地球、月が一列に並ぶときに満潮にな るが、今回は過去10年以上の中で月が最も接近するので影響は増大するだろう。干満差世界一ともいわれるカナダ東部のノバスコシアにあるファンディ湾な ど、潮の干満差の影響を受けやすい場所では特大の満潮となる可能性がある」と話す。 ただし、そのような場所でも近地点の影響はそれほど甚大なものにはならず、高潮が同時に発生しないかぎり、測定値としてはせいぜい数十センチ程度の上昇が確認できるだけだという。

「月が近地点に到達する影響自体を観測することは、非常に微妙なものなので難しいだろう。一般の観測者が認識できるのは、月の明るさがいつもと異なるということだけかもしれない」とバレス氏は言う。 月が普段よりも大きく見える現象は、日没時に月が地平線から昇るときに最もはっきり確認できるようだ。“月の出”のときは、いつも目に する地上の物体と対比されるので、通常は目の錯覚が生じる。その働きにより、月が虚空に浮かんだ状態よりも満月がいっそう大きく見えるようになるのだ。

「月の見かけ上の錯覚と近地点への到達が組み合わさって、最も大きく最も丸い月の出を目にするチャンスが生まれる」とバレス氏は話す。 「晴れていれば特別な観測装置がなくても世界中の人がこのイベントを目撃できる。過去15年で最大で最も明るく輝く満月を見たいと思った ら、日没時に外に出て東から月が昇るのを注意して見つめてほしい。一晩中起きて、頭上の天空を月が移り行くさまを見ているのも良いだろう。どちらも素晴ら しい眺めとなるはずだ」とグリフィス天文台のクルップ氏は話す。 という事で、今晩はお月見をするのに最も適した日となりそうです。寒いのがちょっと難ですが。。。

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趣味:
人生を楽しむ事
自己紹介:
92年に渡米。テネシー、テキサス、ノースカロライナに住む。今はコロラドに住んでます。ちとドライだけどいい所です。スポーツ好きと山好きには最高の場所らしい。今年の夏はキャンプと魚釣りがしたい!と意気込んでいる今日この頃。その前にしっかり基礎体力付けろと旦那に言われてますが・・・T_T

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