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自制心のある人を思い出すと良い結果が!
ある実験室に42人のボランティアが集められ、奇妙な指示が出された。「あなた方の身の回りにいる、“自制が利く人”と“自制が利かない人”の名前をリストアップしてください」。
あなた自身が被験者の一人だったら、誰の名前を挙げるでしょうか? 研究者たちがリストを回収してしばらくすると、コンピュータを使った実験が始まる。被験者たちはコンピュータ画面上に表示される問題に回答するのだが、実は、このとき各被験者がよく知っている人の名前が画面上でわずか10ミリ秒だけ点滅する。それは被験者各人がリストアップした“自制心が利く人”か“自制が利かない人”の名前のどちらかだった。10ミリ秒という時間はあまりにも短く、被験者は画面上に名前が表示されていることに決して気づかない。
だが、“自制が利く人”の名前を無意識下で見せられた人の方が“自制が利かない人”の名前を見せられた人より、有意に正答率が高かったのである。この実験を実施したのは、米国ジョージア大学のミシェル・ファンデレン教授率いる心理学研究チーム。ファンデレン教授らは「セルフコントロール(自制)のあるなしは周囲の人間に伝染する」という仮説を裏付けるために、さまざまな実験を実施してきた。
上記の実験のほかにも、次のような実験を実施している。
「われわれはポジティブな社会的影響を選択することで自制心を向上することができる、という点を強調したいと思います」ファンデレン教授は言う。「そして、あなた自身が自制の利いた行動を示すことができれば、周囲の人たちの自制心を高めることができるのです」
目の前に自制の利いた良い見本があれば、われわれは誘惑を遠ざけやすい。しかし、自制の利かない悪い見本がある場合は、誘惑に負けてしまいがち。ファンデ レン教授によれば、誘惑に勝つか負けるか、その岐路に立っている人にとって、目の前の見本はどちらかの方向への“軽いひと突き”になってしまう。
「自分の過ちを他人のせいにしようと言っているのではありません」ファンデレン教授は言う。「あくまで“軽いひと突き”なのです。友人がクッキーをむさぼり食べていて、あなたにも勧めてきたところで、食べるかどうかの最終的な判断を下すのはあなた自身なのですから」
この研究の結果は、昨年12月15日号の“Personality and Social Psychology Bulletin”誌で発表されたものです。ネタもとはなんでも評点さんより
あなた自身が被験者の一人だったら、誰の名前を挙げるでしょうか? 研究者たちがリストを回収してしばらくすると、コンピュータを使った実験が始まる。被験者たちはコンピュータ画面上に表示される問題に回答するのだが、実は、このとき各被験者がよく知っている人の名前が画面上でわずか10ミリ秒だけ点滅する。それは被験者各人がリストアップした“自制心が利く人”か“自制が利かない人”の名前のどちらかだった。10ミリ秒という時間はあまりにも短く、被験者は画面上に名前が表示されていることに決して気づかない。
だが、“自制が利く人”の名前を無意識下で見せられた人の方が“自制が利かない人”の名前を見せられた人より、有意に正答率が高かったのである。この実験を実施したのは、米国ジョージア大学のミシェル・ファンデレン教授率いる心理学研究チーム。ファンデレン教授らは「セルフコントロール(自制)のあるなしは周囲の人間に伝染する」という仮説を裏付けるために、さまざまな実験を実施してきた。
上記の実験のほかにも、次のような実験を実施している。
- 36人の被験者を集め、各自の身の回りにいる“自制が利く人”か“自制が利かない人”のことを思い浮かべるように指示し、手づかみ作業を 行わせた。すると、“自制が利く人”のことを思い浮かべた被験者は、“自制が利かない人”のことを思い浮かべた被験者より長く作業を続けることができた。
- 目の前に2つの皿があり、一方にはニンジン、もう一方にはクッキーが乗っている。どちらを食べるかという話なのだが、集めた71人の被 験者たちに選ばせるのではなく、他人がどちらかを選んで食べている様子を見せた後、テストを実施した。ニンジンを食べている様子を見せられた被験者たちの 方がクッキーを食べている様子を見せられた被験者より、有意に高い成績を挙げた。
被験者たちは、ニンジンまたはクッキーを食べる人と一切対話を持っていない。だが、甘いクッキーをあえて選ばず健康によいニンジンの方を食べるという自制心ある行動を見た被験者たちは、良い影響を受けたということになる。
「われわれはポジティブな社会的影響を選択することで自制心を向上することができる、という点を強調したいと思います」ファンデレン教授は言う。「そして、あなた自身が自制の利いた行動を示すことができれば、周囲の人たちの自制心を高めることができるのです」
目の前に自制の利いた良い見本があれば、われわれは誘惑を遠ざけやすい。しかし、自制の利かない悪い見本がある場合は、誘惑に負けてしまいがち。ファンデ レン教授によれば、誘惑に勝つか負けるか、その岐路に立っている人にとって、目の前の見本はどちらかの方向への“軽いひと突き”になってしまう。
「自分の過ちを他人のせいにしようと言っているのではありません」ファンデレン教授は言う。「あくまで“軽いひと突き”なのです。友人がクッキーをむさぼり食べていて、あなたにも勧めてきたところで、食べるかどうかの最終的な判断を下すのはあなた自身なのですから」
この研究の結果は、昨年12月15日号の“Personality and Social Psychology Bulletin”誌で発表されたものです。ネタもとはなんでも評点さんより
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92年に渡米。テネシー、テキサス、ノースカロライナに住む。今はコロラドに住んでます。ちとドライだけどいい所です。スポーツ好きと山好きには最高の場所らしい。今年の夏はキャンプと魚釣りがしたい!と意気込んでいる今日この頃。その前にしっかり基礎体力付けろと旦那に言われてますが・・・T_T
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