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プラスチックを3ヶ月で分解するバクテリア=カナダ高校生が発見
プラスチック袋がまるでバナナの皮のように環境へ戻っていく—そんな夢の科学技術がカナダの高校生により発見された。昨年5月のカナダ「レコード」誌によると、カナダ・オンタリオ州ウォータールー市に住む16歳の高校生、ダニエル・バード君が「プラスチックをわずか3ヶ月で分解するバクテリア」を発見し、世界科学博で最優秀賞を受賞した。
インタビューで彼は「毎週クローゼットを整頓する時、なだれの様に落ちてくるプラスチック袋にあきあきしていたんだ。他の人がこれらをどう処理しているか調べたけれど、特に何も得られなかった」と説明、プラスチックについて自ら研究することにしたという。バード君は、たとえ千年かかってもプラスチックを分解させる「何か」に着目、それはプラスチックを食べる微生物、バクテリアだろうと考え、幾度か実験を 重ねた。土にイースト菌を混ぜ生水を加えたものの中に、粉状のプラスチックを入れ30度に設定。すると自然界に放置した場合より早く、プラスチックが分解 されたという。
「この研究成果を産業社会に生かすのは容易だ」と彼は話す。なぜなら醗酵槽と培地、プラスチックがあれば、バクテリアがプラスチックを食べて熱を発し、 必要なエネルギーの大半を自らに供給するというサイクルを形成できるからだ。副産物も、水と少量の二酸化炭素のみだ。ちなみにこの二酸化炭素量は、石油な どの化石資源を燃やして発生する二酸化炭素量と違い、大気中の絶対量を増やすものではなく、現在主流のポリエチレン製プラスチック袋焼却の際に発生するダ イオキシンなど有害物質も生まれない。年間5000億枚生産されるプラスチック袋は、風に飛ばされてゴミになりやすく、腐らないため海や川に棲む動物に影響を与えている。バード君の技術は今後、環境問題を改善していく上で大いに役立つだろう。
インタビューで彼は「毎週クローゼットを整頓する時、なだれの様に落ちてくるプラスチック袋にあきあきしていたんだ。他の人がこれらをどう処理しているか調べたけれど、特に何も得られなかった」と説明、プラスチックについて自ら研究することにしたという。バード君は、たとえ千年かかってもプラスチックを分解させる「何か」に着目、それはプラスチックを食べる微生物、バクテリアだろうと考え、幾度か実験を 重ねた。土にイースト菌を混ぜ生水を加えたものの中に、粉状のプラスチックを入れ30度に設定。すると自然界に放置した場合より早く、プラスチックが分解 されたという。
「この研究成果を産業社会に生かすのは容易だ」と彼は話す。なぜなら醗酵槽と培地、プラスチックがあれば、バクテリアがプラスチックを食べて熱を発し、 必要なエネルギーの大半を自らに供給するというサイクルを形成できるからだ。副産物も、水と少量の二酸化炭素のみだ。ちなみにこの二酸化炭素量は、石油な どの化石資源を燃やして発生する二酸化炭素量と違い、大気中の絶対量を増やすものではなく、現在主流のポリエチレン製プラスチック袋焼却の際に発生するダ イオキシンなど有害物質も生まれない。年間5000億枚生産されるプラスチック袋は、風に飛ばされてゴミになりやすく、腐らないため海や川に棲む動物に影響を与えている。バード君の技術は今後、環境問題を改善していく上で大いに役立つだろう。
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プロフィール
HN:
帆摘
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女性
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趣味:
人生を楽しむ事
自己紹介:
92年に渡米。テネシー、テキサス、ノースカロライナに住む。今はコロラドに住んでます。ちとドライだけどいい所です。スポーツ好きと山好きには最高の場所らしい。今年の夏はキャンプと魚釣りがしたい!と意気込んでいる今日この頃。その前にしっかり基礎体力付けろと旦那に言われてますが・・・T_T
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