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大英図書館1600年前に書かれた世界最古の聖書が6日、インターネットで公開された。大英図書館が中心となって英国、ドイツ、ロシア、エジプトの大学や図書館がバラバラに収蔵するページを集め、ネット上で一冊の聖書を完成させている。
公開されたのは「シナイ写本」と呼ばれるギリシャ語で書かれた聖書。すべて手書きで4世紀半ばごろに書かれ、修正が入っている部分も数多くある。エジプトのシナイ山にある修道院で約160年前に見つかった。
■相変わらず肥満率の高いアメリカ
米国民の肥満傾向は景気後退が続く中でもとどまる気配を見せず、成人の肥満率は全50州中23州で上昇していることが、米非営利団体(NPO)「米 国健康トラスト(TAH)」と「ロバート・ウッド・ジョンソン財団(RWJF)」による調査で明らかになった。肥満率が最も高い州はミシシッピ州だった。調査では、米疾病管理予防センター(CDCP)の基準に基づいて、身長(メートル)を体重(2キロ)の2乗で割った体格指数(BMI)が30以上の場合を「肥満」、25以上30未満を「太りすぎ」と判定し、成人と子どもについて州ごとの割合をまとめた。
それによると、過去1年間に「肥満」と判定された成人の割合は、31州で25%を超えた。91年の統計では、20%を超える州はなかったという。ミシシッピ州は5年連続で首位を記録。前年の31.7%からさらに増え、32.5%の成人が肥満の範囲に入った。以下、ウェストバージニア(31.2%)、アラバマ(31.1%)、テネシー(30.2%)、サウスカロライナ(29.7%)の各州が続いている。
成人の肥満率が最も低かったのは、コロラド州の18.9%。マサチューセッツ、コネティカット、ロードアイランド、ハワイの各州も20%強にとどまったが、いずれの数字も前年をわずかに上回った。ミシシッピ州では、10—17歳の子どもたちのうち44.4%が肥満または太りすぎと判定されている。同州当局は教育水準と肥満との関連を重視し、学校現場を中心に、食生活や運動の指導、給食の改善などに取り組んでいる。
昨年来の不況にともない肥満傾向がさらに進行していることについて、専門家らは(1)家計が圧迫され、栄養バランスの良い食品を選ぶことが経済的に難しく なった(2)公共サービスの予算が失業対策などに回されるため、肥満対策が手薄になっている(3)経済的な不安感やストレスを原因とする肥満が増えた—— などの要因を指摘している。
■コーヒーに口臭予防効果
れまで「口臭の原因」の1つとされることの多かったコーヒーに、実は口臭を抑える効果があるとの研究結果を、イスラエルのチームがこのほど報告した。
テルアビブ大医学部で口臭の治療などを研究するメル・ローゼンバーグ氏らは、コーヒーが口臭を引き起こす仕組みを解明しようと、口の中から採取しただ液 に、同国や米国のメーカー数社のコーヒーを混ぜておき、発生するにおいなどを調べた。その結果、当初の予想に反して、コーヒーには口臭の原因となる細菌の 働きを抑える効果があることが分かったという。
ローゼンバーグ氏はCNNとのインタビューで、「コーヒーで口臭が強くなるといわれてきたのは確か。だが、それはコーヒー自体から発生するにおいで はないようだ」と語った。同氏によれば、コーヒーにはだ液の分泌を抑える成分が含まれているため、口の中が乾燥する。さらに、コーヒーに加えたミルクなど と混じって口に残ると、口臭が起きやすくなると考えられる。
チームでは今後、コーヒーの消臭効果を利用して、口臭を防ぐマウスウォッシュ(洗口液)や歯みがき剤、ガムなどを開発したい構え。同様の研究はすで に、クローブの精油など一部の植物成分で進められている。ただし、実用化へ向けてカギとなるのは、コーヒーに含まれる数百種類の成分の中から有効成分を見 つける作業だ。
ローゼンバーグ氏は「成分の特定には長い時間がかかる」との見通しを示す一方、「今回の実験は、仮説が常に正しいわけではないということ、そして誤った思い込みから興味深い結果が生まれることもあり得るということを示す教訓になった」と話している。
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