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すべてが監視される世の中へ
なんとも監視カメラ大国のイギリスらしい内容なのですが、イギリスで国内の全ての電子メールや電話を政府の管轄下で監視できるシステムが作られているそうです。
この計画は120億ポンド(2兆4000億円)もの費用をかけたデータベースを作る計画で既に10億ポンド(2000億円)もの税金が投入されて データベースの開発が進んでいるそうです。データベースが完成すれば、国内の全てのウェブサイトにアクセスした全部のログを保存することも出来るらしい。
この計画を進めているのはCGHQ(英国政府通信本部)と言うイギリスの諜報機関で、何百もの盗聴装置が電話システムやコンピューターネットワークに設置される予定とのこと。
この最高機密の情報が漏れると反対派の市民団体が政府を訴えたそうで、「それはプライバシーへの重大な侵害であり、ストーキング行為であり、もしもこのシステムで個人が特定されるようなことがあればそれは犯罪です」と言ってるそうです。
一体この情報がどこから漏れたのか?ってのは知りませんけど、この計画は「Interception Modernisation Programme」という名前で開発が進められており、国内におけるリアルタイムでの電子網の監視をすることを目的としているそうです。既にMI5(イ ギリス情報局保安部)では限定的ではありますが電子メールやウェブサイトの監視をしているそうです。
この計画の支持者によると、これによってテロやコンピューター詐欺、小児愛者への捜査などが助けられると言います。それでも批評者の人は保存すべき テータ量は莫大であるそうで、昨年は570億件ものテキストメッセージがイギリス国内で送信され、1日に30億通もの電子メールが送信されているそうで す。これは実に1秒間に35000通もの量です。
ちなみに今年の12月にエリザベス女王によるスピーチによって、この政府の正式な発表がなされる予定なんだそうです。てゆーか、こういう動きって反対意見があっても海外にも広まるような気がするな。そのうちアメリカも、日本も全部監視される世の中になるんだよ。ある意味怖いな。
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