不況と福利厚生

世界中でめっきり不況になって、日本でもかなりヤバいと騒がれている割には、まだそれほどでもないんじゃないの？ってちょっと思った今日この頃。昨日は買い物日和で、食料品やプレゼントを買いに町に出たけどすごい人で、どの店に行っても大量の品物を抱えてレジに並んでいる人見ると、不況・・・？って思わずにはいられない。ま、この季節だから、多少の不況といえどもみんな購買欲はあるんだろうけどね。日本でも円安だから、海外旅行行く人結構多いみたいだし、お隣の国韓国へは、もうチケットも取れないぐらいの人気ぶりだとか。

さて、ビック３に、ある程度まとまった公的資金が充てられましたが実際にはその３倍は必要らしく、今年中にどれかはヤバいんじゃないのかなと思うんだけど、会社の大きな負担となるのが福利厚生。この写真は全米自動車組合のフォード社の２００７年の福利厚生の契約書で、全２２１５ページで重さだけで２２ポンド（約１０ｋｇ）あるらしい。
こんな大量の福利厚生に金使ってるんじゃ潰れるだろうと思う日本の皆さん・・・中に書いてあることは「退職金」「保険プログラム」「失業手当」などなど従業員側の福利厚生に関する事が２２１５ページにわたって書いてある訳だ。うちの旦那も今政府関係だから、福利厚生は結構良い方だけど、さすがに、そんなページは無いよ。てか読んでられないし。

でも実際アメリカでは医療に関わる保険とか、むっちゃ高いので、多少給料が安くても福利厚生の良い会社が人気が高いのは事実。現にうちもそれで大分助かってるし。日本とはシステムが違うから簡単にどちらが良いなんて決められないし、日本も派遣切りとかで大変だけど、アメリカなんか、派遣でも正社員でも切る時はばさっと、「明日から来なくていいよ」で終了だし・・・。

アメリカ人って無理して家買ったりして借金してる人多いから、そうやってバッサリ切られて、家を売りに出してる人はかなりの数がいる。ま、最近はそれで買い手市場と言われているけど、コロラドはまだそこまでひどくは落ち込んでないかな。金持ちはすっげー金持ちだからなあ。最近感じるのは中間層が以前よりももっと大変になって、金持ちはもっと金持ちになるし、貧乏はより貧乏に・・・？いや、まじでアメリカって日本よりも断然学歴社会だから、学歴なかったら上には登れない。よっぽどラッキーでなければ・・・。比較的、雇用が安定してるのが、看護婦とか医療系。ちょっと選ぶ科目間違えたかな・・・w）最近私の友達も学位は持ってるけど、看護婦になる為に学校行きなおしてる子とかいるしな。私もちょっと考えた方がいいかな〜？（本音５０％・・？笑）